やめアプ

会社をやめてアプリ開発者となった筆者の日常を書き連ねていきます。

誰でもできる! 短縮URLの機能を利用してヒットアプリのSNSシェア効果を分析する方法

はじめに

「goo.gl」や「bit.ly」などの短縮URLはお使いでしょうか。

アプリ開発者の方でしたら、アプリ内からSNSシェアしてもらうときの文章内に利用していることが多いのではないでしょうか。

「goo.gl」や「bit.ly」は強力なアクセス解析機能が付いていることでも有名です。そしてこの解析機能、実は「誰でも」見られることはご存知でしょうか? 今日はこの機能を利用して有名アプリのSNSシェア効果を分析する方法をご紹介します。

 

どうやって見るの?

それでは実際に試してみましょう。今回はiOSで7月にリリースされた『breaker』というブロック崩しアプリで試してみます。

まずはアプリ内のSNSシェア機能を利用して、使用されている短縮URLを調べます。

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そして、その短縮URL末尾に「+」を付けるだけ!

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これだけでアクセス解析画面が見られます。この方法は「goo.gl」も「bit.ly」も同じです。

 

アクセス解析画面

これは「bit.ly」のものです。「bit.ly」はログインしないと詳細情報が見られませんが、ログインさえすれば誰でも詳細情報を見られます。 

f:id:moshimobox:20150826211455p:plainこれまでにSNSシェア経由のクリックが約15,000あったことがわかります。『breaker』のiOS版の正確なDL数は不明ですが、「iOS / Android合わせて60万DL超」「無料総合ランキングで10位以内に10日間、5位以内に8日間ランクインしていた」というヒットアプリ。その規模感からいくと、15,000クリックというのは若干少なめにも思えますが、このアプリでは露骨なシェア誘導を行っていないためかもしれません。

 

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クリック元についても情報がわかります。10,000クリック超のTwitterが圧倒的ですね。『breaker』ではゲームオーバー時にTwitterFacebookのシェアボタンが並んで表示されますが、Facebookでのシェアはほとんどされなかったようです。

Twitterについてはツイート総数もわかります。breakerの場合は約3,300ツイート。1ツイートあたり平均3クリック獲得できたようです。また、どのツイート経由でどれくらいクリックされたかも一部わかります(Tweet Not Availableとなって情報を取得できないものも多いですが)。自分で利用する場合、シェア時の文言や画像を数パターン用意してどのクリックが多いかA/Bテストを行う、といった使い方もできそうですね。

 

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地域ごとのクリック数ももちろんわかります。日本が大多数なのは当然として、第2位がスウェーデンというのは意外。

 

bit.lyのアクセス解析でわかるのは以上のような情報です。goo.glの場合はツイートの解析機能はありませんが、ブラウザやプラットフォームの解析機能が充実しています。iOS / Androidの比較なんかがしたければgoo.glを選ぶのが良さそうです。

 

おわりに

いかがでしたでしょうか。

今回見てみたのは1つのアプリのみですが、複数のヒットアプリの情報を見比べてみることで、どういったSNSシェアが効果的なのか分析できるのではないでしょうか。

他人のアクセス解析を覗き見る……と聞くと何やら後ろめたい気もしますが、これらはパブリックに公開されている情報です。安心してありがたく有効活用させていただきましょう。

と同時に、もしこういった情報を他者に見られたくない開発者の方は、「goo.gl」や「bit.ly」の使用には慎重になった方がよさそうですね。